中国広東省珠江市と香港とマカオを結ぶ海上橋、港珠澳大橋が10月23日に開通した(PHILIP FONG/AFP/Getty Images)

港珠澳大橋開通3週間 押し寄せる中国人観光客に香港住民「大迷惑」

中国広東省珠海市と香港新界離島区大嶼島とマカオ花地瑪堂区を結ぶ海上橋、港珠澳大橋が10月24日開通して以降、本土から中国人観光客が押し寄せたことで、大嶼島北部にある町、東涌の住民が迷惑を被っている。ドイチェベレが13日報じた。

報道によると、人口9万人の小さな町、東涌は港珠澳大橋の香港側に位置し、香港国際空港が近くにあり、香港に入境する際の要衝の一つ。

香港当局の発表では、11月10日の土曜日だけで、本土から約9万2000人の観光客が大橋から香港を出入境した。平日でも、少なくとも2万人が出入境しているという。

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