ギュレン師のトルコ送還検討していない=トランプ米大統領

[ワシントン 17日 ロイター] – トランプ米大統領は17日、2016年のトルコのクーデター未遂を巡りトルコ政府が首謀者と断定した在米イスラム指導者ギュレン師について、トルコへの送還は検討していないと記者団に語った。NBCニュースは15日、米国在住のサウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏の殺害事件に関してトルコがサウジへの圧力を緩めることをトルコのエルドアン大統領に促すため、トランプ政権がギュレン師のトルコ送還を検討していると伝えた。

トランプ氏は、サウジへの武器輸出案件や中東地域におけるイランの影響力抑制という点で、サウジと緊密な関係が必要だと考えている。

トランプ氏は、エルドアン大統領との関係は良好で、トルコとの関係改善を望んでいると明らかにした。

また、サウジは、雇用や経済発展という点で、素晴らしい同盟国だコメントした。

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