ゲノム編集実験、中国政府主導との指摘も 実験参加者「問題ある新生児が処分される」
「ゲノム編集」を使った受精卵から双子が誕生したと報じられた。世間を驚愕させた研究は中国政府が主導しているとの指摘が出てきた。また、実験参加者が中国メディアに対して、事前に「ゲノム編集」が行われるとの説明を受けていないと証言した。「問題のある赤ちゃんが生まれたら処分される」と聞かされたという。
28日、賀准教授は香港大学で開催されたヒトゲノム編集国際会議に出席し、本人の口から実験について初めて説明した。同氏によると、研究に8組のカップルが参加したが、うちの1組は途中で離脱した。研究に参加したすべてのカップルについて、男性側がすべてHIV陽性で、女性全員はHIV陰性だという。また、准教授は研究過程では、遺伝子を改変した31個の受精卵が胚盤胞に成長したと述べた。
賀氏は、双子を誕生させたカップルのほかに、もう1組のカップルについて「妊娠初期」と2例目の可能性を示唆した。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。