サイバーセキュリティー、各省庁で必要な取り組み 米とも緊密連携=官房長官

[東京 7日 ロイター] – 菅義偉官房長官は7日閣議後の会見で、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]副会長が米国の要請に応じてカナダで逮捕されたことに関連し、日本政府においてサイバーセキュリティー確保の重要性から、各省庁が連携して必要な取り組みを行っていると述べた。詳細には言及しなかった。

そのうえで「政府としては従来から米国とはサイバーセキュリティーを含め幅広い分野で緊密に連携してきているが、詳細については控えたい」とも述べた。

また、政府調達における中国通信企業の扱いについては、問い合わせは各省庁が対応すると述べるにとどめた。

昨日発生したソフトバンク<9434.T>の通信障害に関しては「日中の時間帯に長時間にわたり続き、多くの利用者に影響し、極めて遺憾」と述べ、「再発防止策を求めるなど総務省が必要な対応を行っていると報告を受けている」と明らかにした。

 

(中川泉  )

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