原油先物3%高、OPEC減産量公表や米中関係改善の兆しで

[ニューヨーク 18日 ロイター] – 米国時間の原油先物は約3%上昇した。石油輸出国機構(OPEC)が今年からの減産合意に基づく6月までのOPEC加盟国および非加盟国による減産量を公表したことや、米中貿易摩擦が進展する兆しを受けた。

清算値は、北海ブレント<LCOc1>が1.52ドル(2.48%)高の1バレル=62.70ドル。WTI<CLc1>は1.73ドル(3.32%)高の53.80ドルだった。

週間ではともに3週連続の上昇。前週末から約4%上昇した。

プライス・フューチャーズ・グループのアナリストは、OPECが公表した減産量について「彼らが真剣であるとのシグナルを市場に送ることになる」とし、減産順守を確実にするための関係国からの圧力としても利用されるだろうとした。

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