【知らざる身近な植物の効果】アロエ
アロエは南アフリカ原産、世界中で栽培されているユリ科の多肉植物。300種以上もありますが、日本で普及しているのは、キダチアロエの仲間で、一般家庭でも植えられています。暖地ならば冬でも戸外で越冬でき、12月~1月頃に花茎が伸びてその先にオレンジ色の花を多数つけます。葉は多肉質で粘液が含まれています。この粘液は蘆薈(ろかい)という生薬です。
蘆薈(ろかい)は葉汁を煮詰め、乾燥したもので、黒い塊です。肝・心・胃・大腸経に働き、苦味健胃、強い瀉下(しゃげ)作用を有します。一日量は乾燥物1.5~3gを丸・散剤として使用し、煎剤には入れません。妊婦には禁忌です。
民間では、葉汁をそのまま、あるいは葉をすりおろしたり輪切りにして水で煮出した液を服用します。少量なら胃炎に、量を増やすと便秘に効果があります。また、新鮮な葉を切り開いてゼリー状部を火傷、傷、虫刺されに直接貼り付けます。
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