古代中国の知恵
人を傲慢にしない教育とは
晋王朝時代の著名な書道家である王羲之 (おう ぎし、303~361年)には、7人の子どもがいました。彼の息子たちの中で最も才能があったのが七男の王獻之(おう けんし、344~386年)でした。
王獻之は15歳にして非常に高度な書道の技術を身につけており、彼の技術は父親のみならず、ほかの年長者からも称賛されるほど素晴らしいものでした。しかし、王獻之は徐々に怠惰で傲慢な性格になっていきました。自分の技術を過信し、もはや何も学ぶことはないと考えるようになってしまったのです。
そんな息子の姿を見た父は、いかにして勤勉さや努力の重要さを伝えたのでしょうか。
関連記事
冬の冷えで不調を感じやすい季節に。中医学の考え方から、腎を温め心と脳を守る「にらラーメン」を解説。身近な食材でできる、冬の養生をやさしく学べる一編です。
抗うつ薬は本当に「脳の不調」を治しているのか。元FDA医師が、化学的不均衡説の限界と長期投薬のリスクを指摘し、うつ病治療を根本から見直す必要性を訴えます。
なぜ私たちは、気づかぬうちにネガティブ思考の渦に飲み込まれてしまうのか。脳科学と最新研究から「絶望のループ」の正体をひもとき、抜け出すための具体的なヒントを探ります。
101歳で運転も世界旅行も現役──栄養学者が語る、遺伝ではなく「7つの生活習慣」こそが長寿の鍵。誰でも実践できるシンプルな秘訣が詰まっています。
毎日使う鍋や食器が、知らずに体へ影響しているかもしれません。がんを克服した教授が実践する「無毒キッチン」の知恵を通して、今日からできる安心な選び方と食習慣を学べる一編です。