大紀元時報

科学者でもさっぱりわからない? 月のミステリー9つ

2019年02月18日 22時41分

「月は大変高度な科学技術と文明が造った天体である」1970年、旧ソ連の科学者・アレクサンドル・シュシェルバコフ(Alexander Shcherbakov)とミハイル・ヴァシン (Mikhail Vasin)は雑誌「スプートニク(Sputnik)」に興味深い論文を発表した。

両氏によると、月は人工物だという。「月の外壁は二重構造になっていて、裏は厚さ32キロメートルのチタン合金で構成され、外側は柔らかい岩石が敷かれている。これは雲石と衝突する際の衝撃を和らげる緩衝材となる」

他の科学者はこの仮説を嘲笑したが、その後アメリカ航空宇宙局(NASA)で発表した数多くの報告書とデータは、この仮説を一部立証することになる。月は確かに、人工物だと考えられる複数の特徴を備えているからだ。

最も一般的に知られた人工的な特徴は、地球からみた月と、太陽の大きさが同じだということ。さらに、月の公転周期と自転周期が一致するため、地球から見た月はいつも同じ面しか見えない、ということである。他にも、あまり知られていない9つの特徴がある。

一、小さな惑星に比べてあまりにも大きな衛星

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太陽系のほかの惑星をめぐる衛星とくらべて、地球の衛星である月は非常に大きい。地球の4分の一の大きさもある。地球に比べて巨大な木星と土星は、非常に小さな衛星がある。木星の衛星の大きさは、その80分の一しかない。

 

二、完璧な円形軌道

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月はまた完璧に近い円形公転軌道を描いている。通常、衛星の軌道は楕円形であるが、唯一月の軌道だけが完璧な円形だ。

三、ずれた中心

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月の重力の中心は、幾何学的な中心より地球に向けて約1.8キロメートルほどずれている。科学者たちは、なぜ月が大きさに対して相当な不均衡を抱えながら、完璧に近い円形軌道を維持できるのか、いまだに説明できずにいる。

四、大気圏のない天体

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アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)開発の土星探査機カッシーニ(Cassini)は、月と似ているとされる土星の衛星・タイタン(Titan)を調べた。タイタンの半径は2575キロメートルで、月の半径1738キロメートルより少し大きい。タイタンの大気圏は非常に厚いが、月にはまったく大気圏が存在しない。

五、奇妙なクレーター

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巨大な物体が地球の表面に向かって落下すると、大気圏で完全に分解されるか、ほとんど破壊される。しかし、大気圏がない月では物体が接触・衝突するため、クレーターが作られる。しかし、その深さは周辺の環境に比べて、非常に浅い。

このことから、月自体が著しく凹むのを防げるほど、非常に硬い物質でできていることがわかる。直径が30キロメートルを超えたクレーターさえも、その深さは6キロメートルを超えない。月の表面がチタンで作られたと主張した、ヴァシンとシュシェルバコフの考えと一致する。

六、重力の不一致

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月の表面の重力は一致しない。アポロ8号の宇宙飛行士は、宇宙船が月の海の地域を通過するとき、宇宙船が突然、月に向かって下降したという。また1968年、月を探査する宇宙船「ルーナ・オービター」(Lunar Orbitor)にも月の特定地域を通過するとき、軌道が地面に傾いた。これはその付近に質量の大きい物質が存在することを意味する。

七、地理的な非対称

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月の裏側、つまり地球から見えない暗部にはたくさんのクレーター、山脈、隆起があると考えられている。しかし、地球から見える月の大部分はなめらかだ。まるで、太陽の光を地球に反射させるために、なめらかな面が向くよう固定されているかのようだ。

八、空っぽな構造

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月の密度は地球の約60%である。密度が低いため、水にも浮かぶという。1982年、核技術者で研究者ウィリアム・ブライアン2世は自著『ムーンゲート:米国の宇宙プログラムでは明かされない発見』で、「アポロの地震実験によると、月の内部はぽっかり空いていて、外部は比較的硬い」と書いている。

九、絶えない微弱な地震

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アポロが月探査任務のなかで得た地震波データについて、科学者たちは月の表面から深度約1000キロメートルの震源地から、微弱な地震が起きていることを発見した。この震源地の深さは、地球から見えるものよりはるかに深く、一日中に何回も起きている。ノートルダム大学の地質学者クライブ・ニール教授は、2006年にNASAの報告書で「月は鐘のように鳴っている」と書いている。

そのほか、月のエネルギー場は地球の潮の満ち引き、女性の生理周期、さらに人の精神状態にも影響するという。

月が本当に人工的な天体ならば、誰が何の目的で造ったのだろうか。単純に夜空を明るくするために作られたのか、それとも別の目的があったのか。まだまだ未解明な部分の多い月だが、今夜も地球を明るく照らしてくれている。

(翻訳者:木村 かおり)

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