ぶらり散歩道
天領上下ひなまつり 広島県府中市上下町
明治時代に雛人形を買い求めるお客で賑わっていた天領の町、上下町(旧名・広島県甲奴郡)。天領とは徳川幕府が軍事的にも経済的にも重要である場所を直接治めた領土のことです。そのためか、立派な建物と古くて良い物が残っています。初めて訪れたのに上下町の方々の暖かさを感じました。
白壁の街並みの各所に上品なおひなさまが飾られる「天領上下ひなまつり」は、3月17日日曜日まで。手作り雑貨や食品が集まるこだわり市は16日、17日に開催されます。
上下町といえば白壁の町並みが有名です。懐かしい風情を感じさせる白壁の連なる通りでは、どの商店も各々のおもてなしの心と出会いを大切にする気持ちを込めて、餅花やおひなさまを飾っています。
ずっと歩いていると、お店の人も「どうぞ入ってゆっくり見てください」と声をかけてくれます。この日は気温が低く風も冷たく感じましたが、一歩店に入るとストーブをたいていて暖かく、身も心も暖かくなりました。
「どうぞ奥まで入ってみてください」と声をかけられたお店。入ってみると今まで見たことのない雛人形や古い物がたくさんありました。珍しくて何枚かパチリ。
(文・写真/正恵)
関連記事
よもぎと小豆は、漢方と日常生活において重要な役割を果たしてきました。二つの組み合わせはその味に魅力があるだけでなく、そのユニークな性質を活かして体のバランスを整えてくれます。
この若草色の団子は、ただ目で楽しむだけでなく、桜の花々とともに季節の風情を一層引き立てます。
築200年の荒れ果てた家を購入し、5年かけて新しい命を吹き込んだ米国イリノイ州の夫婦は「それだけの価値があった […]
現代社会は、ストレスや様々な疾患に直面しており、多くの人々が健康への不安を抱えている状況にあります。しかし、私たちの身近な食材には、そんな不安を和らげる力を持つ意外なヒーローが存在します。それが「キャベツ」です。
SARS-CoV-2(新型コロナのウイルス名)のスパイクタンパク質が抗がん作用を妨げ、がんを促進する可能性があることが、最近発表されたブラウン大学による細胞研究のプレプリント(査読前原稿)で明らかになった。