台湾立法委員、「外国代理人制度」の立法促す 共産党の浸透に危機感
台湾で、中国共産党の浸透工作を阻止するため、「外国代理人登記制度」の早期成立へ向けた動きが加速化した。
民進党の余宛如・立法委員(国会議員)をはじめとする与野党の立法委員と学者らは17日、立法院(国会)で記者会見を開き、「外国代理人登記制度」を早急に立法する必要性を訴えた。
余宛如・立法委員は「香港の逃亡犯条例改正案を見れば、中国共産党による自由・民主社会への蚕食(さんしょく)が実際に起きていることが分かる。台湾でも共産党がさまざまな方法で、社会の隅々まで浸透を図ろうとしている」と述べた。
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