香港、本土境界近くで大規模デモ 逃亡犯条例改正案撤回を要求

[香港 14日 ロイター] – 香港では、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回を求める大規模デモが週末に行われた。デモは中国本土との境界近くまで広がりを見せている。

中国本土との境界に近い新界地区では13日、香港で大量に購入した商品を中国本土で転売する業者に対する抗議デモの参加者が警察と衝突。

14日も新界地区で、主催者発表で11万5000人(警察は2万8000人と発表)が参加するデモが行われた。

デモ参加者は、トランプ米大統領に「香港を開放して」、「われわれの憲法を守って」と訴える旗を振ったり、英国や米国の旗を振るなどして行進した。

警察はデモを強制排除。警察の発表によると、警官への暴力や違法な集会開催の罪で40人強が逮捕され、デモ隊との衝突で警官10人が負傷した。

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