マレーシア、未完パイプライン巡り中国企業の資金差し押さえ

[クアラルンプール 15日 ロイター] – マレーシアのマハティール首相は15日、未完のパイプライン建設事業を巡り、中国の国有企業、中国石油天然気管道局(CPP)の銀行口座から10億リンギット(約2億4350万ドル)超を同日までに差し押さえたことを明らかにした。

CPPは中国国有企業の中国石油天然ガス集団(CNPC)傘下企業で、2016年にマレーシアのナジブ前政権から2件のパイプライン事業、計23億ドル相当を受注。しかし昨年就任したマハティール首相は、ナジブ氏が承認した「不公平」な中国事業について再交渉もしくは中止を約束し、同年7月に両事業を中止した。

マハティール氏は記者団に対し、「パイプライン資金の80%が支払い済みなのに、事業は13%しか完了していない」とし、事業が中止された以上、政府は未完の分の資金を取り戻す権利があると説明した。

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