米、ベネズエラ復興支援の用意=ロス商務長官

[ブラジリア 1日 ロイター] – ロス米商務長官は1日、ベネズエラが社会主義から脱却し、壊滅的な経済を再建させるため、投資などによって同国の親市場的な改革や民主化を支援する用意があると述べた。

ブラジリアで開催されたベネズエラ復興に関するインフラ企業幹部との会合で、国際的に認められた野党指導者のグアイド国会議長が政権を引き継げば、流動性不足を補う資本の即時注入が必要になると指摘。ただ長期的には、ベネズエラは経済再建に向けた3000億バレルの原油や金など豊富な鉱物資源を有しているとした。

また、まずは民間企業や投資を後押しすることで、社会主義政府による「極度に」不適切な経済運営を覆し、その後、石油やガス、電気業界を元の状態に戻すために資本注入や運営能力と共に持続的な成長を回復させる必要があると言及。「即時救済に向け、米国は制裁緩和や国内および国際的な貿易面の信用促進、技術アドバイザーの派遣、国際金融機関の関与により、ベネズエラの新たな経済政策への信頼を再構築していく」と語った。

ベネズエラ中銀については「略奪されている」ため、抜本的な見直しが必要とした。

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