対韓輸出、厳正審査経た案件認可 恣意的でないこと示した=官房長官

[東京 8日 ロイター] – 菅義偉官房長官は8日午前の会見で、韓国向け半導体材料の輸出について、既に経済産業業が厳正審査を経て安全保障上懸念のないことを確認した最初の取引について許可したと述べた。

菅官房長官は「本件は禁輸措置ではないので、正当な取引については恣意的な運用でなく許可を出すことを示していると承知している」との認識を示した。

来日したエスパー米国防長官がホルムズ海峡等での船舶の安全確保への「有志連合」構想への参加を要請したことについて、参加の是非を判断する時期に関し「判断時期も含めて予断をもって答えることは差し控えたい」と述べた。

そのうえで「日本船舶の航行安全確保にどのような方法が効果的か、原油の確保、米国との関係、イランとの関係も踏まえて最終的に総合的に判断したい」とさまざまな角度からの検討を要するとの認識を示した。

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