世界の民族に共通 もっとも重要な3つの記憶

歴史学者の章天亮(しょう てんりょう)博士は、最近講演で「世界中に、山や砂漠や海などにより隔てられた多くの民族があり、彼らは異なる文化や言葉を持っている。だが彼らには共通する3つの記憶がある」と語った。

章博士が最初に語った共通する記憶は、「粘土を使って我々人間を創造した」という伝説だ。中国には「女媧(じょか)が粘土から人を創造した」と伝える民話があり、西洋では「神様が粘土から人を創造した」といわれている。そして、アフリカ、南米及びオーストラリアの少数民族にも粘土から人類を創造した伝説がある。これはさまざまな民族に共通する特徴の一つである。

2つ目は「大昔に大洪水に見舞われた」という共通する記憶だ。これは中国には「大禹(う)の治水」の記録があり、聖書にはノアの方舟の物語も記載されている。ヘブライ暦でノアの方舟の大洪水が発生した時期は、ちょうど中国の堯帝の時代であることから、これらの大洪水が全世界に波及したと推定できる。

▶ 続きを読む
関連記事
スージー・ワイルズ米首席補佐官は乳がんを患っていた時期を振り返った。がんと懸命に闘う一方、負担の大きい首席補佐官の職務を担い続け、トランプ政権2期目の中でチームを率いながら最終的に回復したワイルズ補佐官の気づきとは
外反母趾は見た目だけの問題ではなく、足全体の使い方にも関わります。早い段階なら、足指やアーチを整える運動が、痛みや負担を和らげる助けになるかもしれません。
恐怖は心だけでなく、体にも影響を残すことがあります。頻尿、不眠、動悸と腎の関係を中医学の視点で解説します
「もう年だから」「今さら遅い」。そう思っていませんか?向上心は年齢に関係なく、誰もが持てるものです。日常の中で実践できる7つの方法で、もう一度「なりたい自分」を目指しましょう
一枚の桑の葉が蚕の体内で絹糸へと変わり、礼制や衣冠文化を支え、五千年の中華文明を紡ぎ出していく。小さな生命の神秘と悠久の歴史の源流、そして万物に宿る秩序と思索を描いた文明論エッセイ