香港市民、マレーシアで住宅購入加速 デモきっかけに

[クアラルンプール/香港 21日 ロイター] – 香港市民が過去2カ月間にマレーシアの住宅購入を加速させていることが、不動産業者の話で分かった。政治の混乱が続く中、一部市民が移住を検討していることを示唆している。

不動産業者によると、中国の碧桂園<2007.HK>がマレーシア南部で開発を進めるプロジェクト「フォレスト・シティー」で香港市民が過去2カ月間に購入したマンション物件は約200戸に上る。

長引く抗議デモを受け、不動産業者は香港市民によるマレーシアやタイの物件購入が増加するとみている。

業者によると、フォレスト・シティーは2年前に香港に販売事務所を開設した。

同プロジェクトの販売を手掛ける不動産業者の1人は、香港市民によるフォレスト・シティーの物件購入は投資ではなく居住を目的としたものだと指摘した。「プロジェクトについてすでに知っていた人々だが、デモをきっかけに購入に踏み切った」と話した。

別の業者も、抗議デモを受けてプロジェクトへの関心が高まり、購入する動きが出ていると語った。

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