香港市民が「人間の鎖」、バルト三国の独立運動に倣う

[香港 23日 ロイター] – 香港では23日、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対する市民らが手をつないで「人間の鎖」をつくる抗議活動を行った。

参加者らは改正案の撤回を求めるとともに、「自由と民主主義」を実現する活動への支援を国際社会に訴えた。

人間の鎖は、1989年当時、旧ソ連の統治下にあったバルト三国で独立を訴えた市民らが手をつないでつくった「バルトの道」で知られる。バルトの道がこの日でちょうど30周年を迎えたことにちなみ、香港市民は自らの人間の鎖を「香港の道」と名付けた。

ある参加者(27)は「香港の道は平和的なので参加した。バルトの道から30年を迎え、国際的な訴えを強めていきたい」と話した。

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