中国、米紙WSJ記者のビザ更新せず 事実上の国外退去

[上海 30日 ロイター] – 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)を傘下に持つダウ・ジョーンズは30日、中国の習近平国家主席のいとこを巡る調査に関する記事を共同執筆した北京駐在のWSJ紙記者の記者証が更新されなかったことを明らかにした。

この記者はシンガポール国籍のChun Han Wong氏で、2014年から北京に駐在し、政治問題について取材していた。同氏のビザは30日に期限が切れたため、事実上の国外退去となる。

ダウ・ジョーンズの広報担当者は「中国当局はWong記者の記者証の更新を拒否した」とし、この件に関して調査を続けていると表明。WSJ紙のマット・マレー編集局長は、記者証の更新が拒否されたことに遺憾の意を示し、「WSJ紙は中国を巡る重要な案件の報道に引き続きコミットしている」と述べた。

▶ 続きを読む
関連記事
米中央軍は、過去1週間にイランの石油タンカー10隻を破壊したと発表した。イランは新型ミサイルによる米軍艦艇への攻撃を主張。米側は中共やロシアの支援を警戒する。緊張激化でブレント原油は1バレル100ドルを突破
国際原子力機関(IAEA)の最新報告によると、北朝鮮はウラン濃縮能力の拡大を続けている。寧辺(ニョンビョン)には第2のウラン濃縮施設が建設され、平壌近郊の降仙(カンソン)にある施設も拡張されている。
G20は本来、世界の主要経済国が政策を調整し、共通の利益を探る場である。しかし米国が示した議長声明を19のメンバーが支持し、中国共産党(中共)だけが反対票を投じた。それは何を意味するのか
カンボジアの大規模な特殊詐欺拠点にあった「中南医院」で、生体臓器収奪に使われた疑いのある手術室を確認した。院内には中国語表記があり、中国人医師とみられる名札も残されていた
北朝鮮では、金正恩の娘・金主愛氏が次期指導者として浮上し、「4代世襲」への動きが強まっている。一方、中国では習近平の後を継ぐ人物がいまだ見えていない。対照的な中朝の権力継承、その背景にある違いとは