中国は「リスク集中」に直面、諸問題の解決不可欠=習近平主席
[北京 3日 ロイター] – 中国の習近平国家主席は3日、同国は政治や経済、外交など多岐にわたる「リスクの集中」に直面しているとした上で、諸問題の解決が不可欠と訴えた。国営メディアが報じた。
中国は今年10月1日に建国70周年を迎えるが、経済の失速や米国との貿易戦争、香港の民主化運動など様々な問題を抱えている。
習氏は共産党の幹部教育機関、中央党学校での演説で、中国の主権や安全保障など国の核心的利益を脅かす課題に「断固として立ち向い、勝利を収めなければならない」と強調。「わが国の発展は様々なリスクや課題が拡大を続け、集中する時代に突入した」として警戒感を表明した。
関連記事
日本とメルコスールは「戦略的パートナーシップ枠組み」を創設。貿易やGX分野で協力を深め、未来志向の経済関係を築く堅固な基盤を提供する。年明けには初会合を予定し、将来の経済連携に向けた議論を加速させる
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]
高市首相は中央アジア5か国と初の首脳会合を開催した。「東京宣言」を採択し、3兆円規模のビジネス目標やODA締結を含む「東京イニシアティブ」を立ち上げ、互恵的なパートナーシップの新時代を切り拓く
米軍は12月19日、米兵ら殺害への報復としてシリアのISIS拠点を空爆。トランプ大統領指揮のもと、精密誘導弾などを用いた大規模作戦を展開した。ヘグセス国防長官は「復讐の宣言」とし、断固たる姿勢を強調した