香港の活動家、台湾に民主化運動参加を呼び掛け

[3日 ロイター] – 香港の活動家らは3日、台湾に対して香港の民主化を促すように呼び掛けた。10月1日に迎える中国の建国70周年を前に大規模なデモ活動を求めた。

多くの台湾人は香港の動きを注視しており、中国政府の「再統一」計画への不安が高まっている。

2014年の民主化デモ「雨傘運動」を主導した学生の一人である岑敖暉(レスター・シャム)氏は台北で記者団に対して「中国政府による白色テロや独裁主義との闘いに勝つ方法を一緒に模索することを望む」と述べた。白色テロは、当局が反対者に対して暴力や法律を使って恐怖をかき立てる行為を指す。

▶ 続きを読む
関連記事
香港紙、りんご日報の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏が国安全法違反などの罪に問われた裁判で、香港の裁判所は12月15日、同氏に有罪判決を下した。量刑は後日、言い渡される
オーストラリア・シドニーのボンダイビーチで14日、大規模な銃撃事件が発生し、16人が死亡、40人が負傷した。この事件で、市民の男性が銃撃犯から銃を奪い、さらなる被害を防いだとして注目を集めている。
官房長官は、シドニー郊外銃撃事件をテロ行為として断固非難。現時点で邦人被害の情報はなく、政府は年末年始の欧米等でのテロ等に関する注意喚起を継続し、邦人の安全確保に万全を期す方針を示した
米ニューヨークを拠点とする神韻芸術団は、2026年の世界巡回ツアーの開幕を間近に控えている。「仁義礼智信」などの価値観を重んじた共産主義以前の中国の古典文化を再現する神韻に、各国の著名人や政治家、芸術家などから絶賛の声が相次ぎ上がっている。
豪州で12月14日夜、ユダヤ教の祭り「ハヌカ」を祝うイベントを狙った銃撃事件が発生し、少なくとも16人が死亡した。警察は事件をテロ行為と認定し、父子とみられる銃撃犯2人が関与した可能性があるとして捜査を進めている。