トランプ米大統領、タリバンとの和平交渉は「死んだ」

[ワシントン 9日 ロイター] – トランプ米大統領は9日、アフガニスタンの反政府勢力タリバンとの和平交渉は頓挫したと述べた。しかし、駐留米軍の撤収については検討を続けるとした。

トランプ大統領は記者団に対し「私の知る限りでは、和平交渉は死んだ」と語った。

アフガニスタンの首都カブールで米兵らが犠牲となった自爆テロを受け、トランプ大統領は8日に大統領山荘キャンプデービッドで予定されていたタリバンの有力指導者と同国のガニ大統領との秘密会談を急きょ取り止めた。

選挙公約の柱の一つである米軍の撤収については「撤収したいが、適切な時期に行われる」とした。

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