(Illustration - Shutterstock)

大規模なハリケーンで行き場を失った97匹の犬 自宅で保護

非常に威力の強いハリケーン:ドリアンがバハマに上陸し、大規模な洪水の発生と何日も止まない強い嵐により多くの家屋が破壊され、少なくとも5人が亡くなりました。

バハマのナッソーに住むチェラ・フィリップスは、この状況下でホームレスと化した97匹のをなんとか保護し、自宅を避難所として提供しました。

彼女は非営利団体ナッソー・ボイスレス・ドッグスのマネージャーで、アメリカ国内の養子縁組団体と協力し、野良犬の援助や里親探しを行っています。過去4年間で約1,000匹の野良犬を世話してきました。

彼女はフェイスブックに、保護した犬で埋め尽くされた自宅の写真数枚と、97匹の犬を自宅で保護していることを投稿。そのうちの79匹が寝室におり、ベッドの上以外は排泄物で大変なことになったとのこと。

また、これほどまでに強いハリケーンの被害は恐らく初めてで、復旧にはかなりの時間がかかるそうであることや、今回のハリケーンでホームレスとなった犬のことを想うととても心が痛むと投稿しました。

この投稿はたちまち拡散され、41,000件の共有と60,000件以上の反応がありました。あるユーザーは、「あなたほど優しい人はいません。路頭に迷った犬のために努力をしてくれてありがとう。うまくいくことを祈っています」とコメント。

また他にも「本当に尊敬しかありません」、「どうかいい方向に向かいますように」などといったコメントも寄せられ、多くのユーザーが彼女の思いやりに感動しました。

ハリケーンの影響で停電や浸水の被害もあったとのことですが、保護された犬は現在は全員無事とのこと。これも全て、彼女の思いやりと努力のおかげです。



厳しい状況下で不安もありましたが、彼女の素晴らしい努力を知った人たちによる寄付が集まり、なんとか乗り越えられそうです。人間にはまだまだ希望がありますね!

(大紀元日本ウェブ編集部)

関連記事
よもぎと小豆は、漢方と日常生活において重要な役割を果たしてきました。二つの組み合わせはその味に魅力があるだけでなく、そのユニークな性質を活かして体のバランスを整えてくれます。
この若草色の団子は、ただ目で楽しむだけでなく、桜の花々とともに季節の風情を一層引き立てます。
築200年の荒れ果てた家を購入し、5年かけて新しい命を吹き込んだ米国イリノイ州の夫婦は「それだけの価値があった […]
現代社会は、ストレスや様々な疾患に直面しており、多くの人々が健康への不安を抱えている状況にあります。しかし、私たちの身近な食材には、そんな不安を和らげる力を持つ意外なヒーローが存在します。それが「キャベツ」です。
SARS-CoV-2(新型コロナのウイルス名)のスパイクタンパク質が抗がん作用を妨げ、がんを促進する可能性があることが、最近発表されたブラウン大学による細胞研究のプレプリント(査読前原稿)で明らかになった。