日米通商交渉で必要なら、国内対策検討=西村経済再生相
[東京 12日 ロイター] – 西村康稔経済再生相は12日の就任会見で、日米通商交渉の結果次第では関連する国内関係者に対する経済対策を検討すると話した。10月に予定する消費増税の後に臨時特別な経済対策を打つことに前向きな姿勢を示すとともに、日銀の金融政策運営に関しても期待感を示した。
外相に就任した茂木敏充・前再生相がこれまで担当してきた日米通商交渉に関し、「今後米国との交渉は茂木氏、関連した国内調整は自分が担当する」と説明した。
環太平洋連携協定(TPP11)や日本・欧州連合(EU)EPA(経済連携協定)で、影響を受ける国内関連事業者を対象とした対策「関連政策大綱」について、検証や見直しを行う可能性があり、日米交渉の結果次第では対応策を講じるという。日米交渉に関し「TPP同様、農林水産業への影響があり得る」と述べたが、自動車業界に関して対応策を検討する可能性については明言を避けた。
関連記事
トランプ第二次政権発足後、米国は対台湾武器売却第2弾を発表し、総額は過去最高の111億540万ドル(約1兆6657億円)に達した。中国共産党の軍事的圧力が高まる中、米台の防衛協力と信頼関係の強化が改めて示された。
日本政府観光局(JNTO)が発表した最新データによると、2025年の観光シーズンにおいて、日本を訪れる観光客数 […]
日本とメルコスールは「戦略的パートナーシップ枠組み」を創設。貿易やGX分野で協力を深め、未来志向の経済関係を築く堅固な基盤を提供する。年明けには初会合を予定し、将来の経済連携に向けた議論を加速させる
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]