上海で2018年11月、中国国際AI展示会が開かれた。出展したグーグルのブース(GettyImages)

グーグル、中国AI開発に接近 軍資金を受ける清華大学と共同研究

情報サービス世界大手グーグル(Google)は、中国のAI開発戦略に積極的に協力している。トランプ政権は、中国における技術協力は軍事利用される危険性があると警告を発している。

トランプ大統領は7月26日、ツイッターで「グーグルの中国における技術研究に国家安全保障の問題が見つかった場合、調査しなければならない」と警告した。

グーグルが2017年に設立したアジア初のAI研究所「中国AIセンター」の公式ホームページは、「世界トップレベルのAIおよび機械学習の専門家と、中国の研究者との協力を促進する」と説明している。共同センター長には、米スタンフォード大学職員の李飛飛氏(リ・フェイフェイ、42)が就任した。李氏はグーグルの元上級幹部。

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