米中通商交渉、20日に次官級会合の見通し=商工会議所会頭

[ワシントン 16日 ロイター] – 米商工会議所のトム・ドノヒュー会頭は16日、次官級の米中通商交渉が20日行われる見通しで、その約1週間半後に閣僚級の会合が開かれる公算が大きいと語った。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表からの情報という。

ドノヒュー氏によると、ライトハイザー代表は暫定通商合意の可能性については言及しなかったものの、中国が米農産品の購入に向け動いていることを示唆したという。

ドノヒュー会頭は対中協議について「楽観視しているが、現実的にはこれは単純な問題ではない」と述べた。

その上で、ライトハイザー代表は知的財産権や技術移転などを含む「本物の合意」をなお追求しているとし、今回の協議で対象を限定した中間合意に至るかについては何の示唆もないと明らかにした。

米中は通商問題を巡り9月半ばにワシントンで準備会合を開き、10月上旬に閣僚級の協議を行う予定。閣僚級協議には中国の劉鶴副首相、ライトハイザーUSTR代表、ムニューシン米財務長官らが出席する見通し。ただ具体的な日程はまだ明らかになっていない。

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