イラン大統領、米ビザ数時間中に発給なければ国連総会欠席も

[ドバイ 18日 ロイター] – 国営イラン通信(IRNA)は18日、イランのロウハニ大統領とザリフ外相が来週の国連総会に出席するための訪米について、米国入国に必要なビザ(査証)が「数時間以内」に発給されなければ取りやめる公算が大きいと報じた。

トランプ米大統領は昨年、イラン核合意から離脱してイランに対する経済制裁を再開。緊迫している米国とイランの関係は、サウジアラビアの石油施設に対する攻撃を受け、一段と悪化している。

米政府は7月末、ザリフ外相に対する制裁措置を導入。これによりザリフ氏が米国内に保有する財産や権利は凍結される。

1947年に締結された国連本部協定では、国連が招待した人物に対するビサの発給を原則として米国に義務付けているが、米政府はビザの発給を「安全保障、テロ、外交政策」上の理由で拒否できるとしている。

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