ツバル議会が新首相選出、台湾との外交関係に影響する可能性

[19日 ロイター] – 太平洋の島国ツバルの議会で19日、首相選出投票が行われ、カウセア・ナタノ氏が新首相に選出された。

続投が予想されていたエネレ・ソポアンガ現首相は、台湾との外交関係を強く支持していた。新首相の台湾に対する姿勢は不明。

太平洋の島国ソロモン諸島は今週、台湾と断交。台湾と正式な外交関係がある国はわずか16カ国となった。

アナリストは、中国がツバルに接近し、台湾をさらに孤立化させる可能性があると指摘している。

台湾外交部の報道官は、台湾とツバルの関係は安定しており、新首相も台湾大使館と緊密な交流があると指摘。状況を見守る方針を示した。

中国外務省は直接のコメントを控えている。

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