米はイランとの戦争回避目指す、軍増派は抑止が目的=国務長官

[22日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は22日、米国はイランとの戦争回避を目指しており、ペルシャ湾岸地域への米軍増派計画は「抑止と防衛」が目的だと説明した。FOXニュース・サンデーのインタビューで語った。

この措置が失敗した場合、トランプ大統領が「必要な」措置を講じると確信しているとも述べ、イラン指導部はこのことを十分理解していると指摘した。

ポンペオ長官は「われわれの目的は戦争回避だ」とし、「エスパー国防長官が20日発表したとおり、抑止と防衛の目的で米軍を当該地域へ増派する」と語った。

14日に起きたサウジアラビアの石油施設への攻撃を巡り、米国とサウジはイランを非難しており、緊張が高まっている。

エスパー国防長官は20日、同攻撃を受け、サウジの防空・ミサイル防衛強化に向け、米軍兵士を増派することをトランプ大統領が承認したと明らかにした。[nL3N26E02T]

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