蘋果日報、香港デモ取材中の記者襲撃を非難「報道の自由守る」

[香港 25日 ロイター] – 香港紙「蘋果日報」(アップル・デイリー)は25日、反政府デモを取材していた同紙の女性記者が24日夜にレストランで見知らぬ男4人に襲撃された事件を非難した。

蘋果日報は民主派寄りで中国政府に批判的な黎智英(ジミー・ライ)氏が創刊、所有する。

蘋果日報によると、襲撃した男たちは全身黒ずくめで、デモ隊がよく使用する黄色いヘルメットをかぶり、マスクを着けていた。記者は病院に搬送されたという。容体の詳細については明らかにしていない。

蘋果日報の責任者、張劍虹氏は「暴力を恐れず、報道の自由と人々の知る権利を守り続けていく」と表明した。

香港記者協会も今回の襲撃事件を非難した。警察は捜査を進めている。

24日には、民主派のロイ・クォン議員が中国本土に近い天水囲地区で男3人に襲撃され、病院に搬送されている。

※最終段落の人名表記を修正して再送します。

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