ファーウェイCFO逮捕時の問題、引き渡し中止につながらず=加政府

[バンクーバー 2日 ロイター] – 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の孟晩舟最高財務責任者(CFO)が昨年12月にカナダ・バンクーバーの空港で逮捕された際の経緯を巡り、カナダ政府の弁護士は2日、誤った対応があったとしても、厳密に捉えた場合のものであり、米国への身柄引き渡し手続きの中止条件を満たすものではないと主張した。

孟氏の弁護団は、逮捕に至る手続きが個人の権利侵害に当たると主張し、カナダ政府に対し電子メールやメモ、その他の記録などの追加提出を求めている。

孟氏側は前週、初回の口頭弁論を終えており、カナダ司法長官の弁護団がこの日、米国の代理として口頭弁論を終了した。

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