オブライエン米大統領補佐官、NSCの人員縮小計画表明

[ワシントン 10日 ロイター] – 米国のオブライエン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は10日、ロイターのインタビューで、国家安全保障会議(NSC)の人員規模を向こう数カ月で約3分の1縮小し、トランプ大統領に外交政策の方向を示すのでなく選択肢の収集に役割を限定する計画を明らかにした。

オブライエン氏は解任されたボルトン前補佐官の後任で、元々NSCに想定されていた省庁間の調整の役割を復活させたいようだ。

同氏は「NSCはホワイトハウスの政策の調整役をするのであって、国家安全保障と外交政策をコントロールするのではない。それは担当省庁の仕事だ」と述べた。求められれば大統領に国家安全保障について自分の意見を喜んで伝えるが、その前に担当閣僚から大統領が意見を聞くのが前提だとも語った。

NSCの政策顧問の数については、現在の178人前後から117人に減らす意向だとした。ブッシュ(子)政権第1期のコンドリーザ・ライス大統領補佐官時代の規模にほぼ戻ることになる。

規模縮小はNSCの効率化のためで、ニュースメディアへのリークを減らす狙いではないと弁明した。

国防総省や国務省などからの出向者を現在の任用期間が切れる時点で帰すことが主眼で、来年1月末までに行うとした。

関連記事
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]
2024年4月30日、上海発香港行きの香港を拠点とする航空会社「キャセイパシフィック航空」CX341便は悪天候に遭遇し、2度も香港への着陸に失敗した。同便での恐怖体験について一部乗客は振り返っている。
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。