ロシア大統領、12年ぶりにサウジ訪問 中東での影響力拡大誇示
[リヤド 14日 ロイター] – ロシアのプーチン大統領が14日、12年ぶりにサウジアラビアを訪問し、サルマン国王やムハンマド皇太子と会談した。シリアへの軍派遣や中東諸国との関係強化、エネルギー協力などを背景に、中東での影響力拡大を誇示した。
ロシアは2015年にシリアに軍を派遣し、イランとともにシリア内戦でアサド政権を支援することで影響力を拡大してきた。サウジはシリア反体制派を支援してきた。
米国は中東への関与に消極姿勢を示しており、プーチン氏のサウジ訪問前日には、シリア北部から米軍を撤収させると発表。ロシアが後ろ盾となるアサド政権は、対トルコでクルド人勢力と協力することで合意し、クルド人が実効支配するトルコ国境南部に進軍した。
関連記事
欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は16日、2035年からのガソリン車・ディーゼル車など内燃機関を搭載した新車の販売を原則禁止する計画を撤回する方針を正式に発表した。
米IT大手メタ社が、巨額の広告収入を背景に、中国から配信される詐欺広告への対応を長期間にわたり目をつぶってきた実態が、ロイター通信が入手した内部資料で明らかになった。
トランプ氏の停戦発表をタイが否定、国境戦闘が激化。タイ空軍F16がカンボジアのカジノ施設と特殊詐欺拠点を連日攻撃、軍事拠点化された高層ビルを破壊。犯罪温床の利権構造が衝突の背景
ロシアの中国人向けビザ免除開始後、中産階級旅行者がモスクワで次々トラブル。SIM通信24時間制限、白タク高額、ホテル・航空券爆値上げ、決済不能、地図誤作動。インフラ老朽化でコストパフォーマンス崩壊。SNSで苦情殺到
香港の競馬場で、男が身を投げ出した。隠蔽されたと指摘される大規模火災、明かされない犠牲者数。その沈黙に耐えきれず、国際レースの場で声を上げた。