対中通商合意、第2段階はより簡単に=トランプ米大統領

[ワシントン 21日 ロイター] – トランプ米大統領は21日、中国との通商合意は成功裏に実現すると述べ、合意の可能性について引き続き楽観的な考えを示した。

トランプ氏はこの日の閣議で、中国との第2段階の合意に向けた課題は多くの点で第1段階より解決が簡単だと記者団に指摘した。

閣議前には記者団に対し「中国との取引は非常にうまくいっている。中国はディールを望んでいる」とし、米国の関税が中国経済に大きな被害をもたらしていると強調。「中国のサプライチェーンが水泡に帰しているため、中国はディールを結ぶ必要がある」と述べた。

米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は第1段階の合意について、チリで11月に開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で署名する目標に変わりはないと説明。ただ、なお未解決の問題があるとも述べた。

また21日に次官級協議が行われたとしたほか、自身とムニューシン財務長官が25日に中国側と協議する予定であることも明らかにした。

ロス米商務長官は21日、第1段階の合意が来月決着する必要はないと語った。

*内容を追加しました。

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