ライアン下院議員、米大統領選の民主党候補指名争いから撤退

[ワシントン 24日 ロイター] – 米民主党のティム・ライアン下院議員は24日、来年の米大統領選に向けた民主党候補の指名争いから撤退すると表明した。オハイオ州の選挙区で下院議員としての再選を目指す。

穏健派のライアン氏は、自身を2016年大統領選でトランプ氏に投票した労働者層に訴えることができる候補者と位置付けて選挙運動を展開したが、資金集めが振るわず、支持率も低迷していた。

ライアン氏は大統領選から撤退する代わりに、オハイオ州北部の選挙区での再選へ向けた活動に専念すると説明した。同選挙区は近年、製造業の雇用が失われていた。

ライアン氏は16年に下院民主党院内総務に立候補したが、ナンシー・ペロシ氏に敗れた。

民主党候補指名争いは残る18人の中でバイデン前副大統領とウォーレン上院議員がリードする展開となっている。

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