韓国、737NG9機に亀裂発見 大韓航空機などを運航停止

[ソウル 25日 ロイター] – 韓国国土交通省は25日、米航空大手ボーイング<BA.N>の小型旅客機「737ネクストジェネレーション(NG)」9機の運航を停止したことを明らかにした。検査で修理が必要な亀裂が見つかったため。

同省は42機を検査。亀裂が見つかった9機のうち5機は大韓航空<003490.KS>機という。

大韓航空の広報担当者によると、同社は737NGを18機保有しており、5機の代わりに他の航空機を運航して対応するという。

737NGは、737シリーズの第3世代版で、現在運航停止となっている737MAXの1つ前のタイプ。737MAXには亀裂の問題は生じていない。

米連邦航空局(FAA)は今月初め、米航空各社に対して165機の737NGの緊急検査を命じていた。

ボーイングは10日、737NGについて世界中の航空会社が810機を検査したところ、38機で亀裂が見つかり、修理と損傷した部品の交換が必要になっていると明らかにしている。

関連記事
5月3日、「世界報道自由デー」に合わせて、国境なき記者団が報告書を公開した。この報告書では、中国が世界で最も多くの記者を刑務所に送っている国であることが明らかにされている。
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。