最後の映画手描き看板職人か 失われつつある匠の技に世界が注目!

いまどきの映画館の外にかけられている広告看板はみなデジタル印刷されたものだ。しかし台南のある歴史ある映画館では、今でも職人の手作業による手描きの映画宣伝看板が展示されている。年をとった人はこの手のポスターを見た思い出があるだろう。以前はどこの映画館でも手書きの看板職人が描いていたからだ。しかし今ではそれもなくなり、あるメディアによれば、台湾においてはこの顔振發さんという職人が最後の一人になってしまったとのことだ。

顔振發さんは、子供の頃から絵を描くことが好きで、鉛筆で映画スターを描いたりもした。自分ではかなり似ていると思っていたという。家族は彼の絵を見て、彼を映画の看板職人につけて習わせた。顔さん曰く、自身は貧しい家の出身で、あのころはわずか200元の給料しかもらえず、ご飯を食べるのにも、家賃にも事欠き、映画館で寝泊まりしていたという。

このような厳しい見習い修行に耐え、必ず立派な看板描きになろうと決心した顔さんは、絵に集中すると5時間は飲食もせず描き続ける。集中力が途切れないのだ。半世紀にわたる絵描き人生を取材しようと、多くのメディアが台湾にいる彼のもとへ訪れる。

▶ 続きを読む
関連記事
無糖茶は健康的に見えても、商品によってはナトリウムや添加物を含むことがあります。腎臓をいたわるために知っておきたい飲料の選び方、低ナトリウム塩の注意点、無理なく減塩するコツを紹介します。
夫婦の口論は、怒りのまま続けるほどこじれやすくなります。いったん距離を置く、呼吸を整える、非難を質問に変えるなど、関係を傷つけずに気持ちを伝える4つの方法を紹介します。
命を救う医療が、腸内細菌にも変化をもたらす可能性があります。アマゾンの先住民を追った研究から、治療の大切さとともに見えてきた、腸内環境を守るための新たな課題を紹介します。
眠気は自覚しにくく、判断力や運転能力を大きく低下させることがあります。唾液から睡眠不足を見分ける新たな研究とともに、睡眠が心臓や心身の健康に及ぼす影響を解説します。
胃がんで胃を全摘した男性は、食事の苦痛や衰弱に苦しみながらも、家族の支えと太極拳をきっかけに再び歩き出した。希望と使命を見つけるまでの10年の記録。