トランプ氏、FBI長官を批判 ロシア疑惑捜査巡る報告受け

[10日 ロイター] – 米連邦捜査局(FBI)によるロシアの大統領選干渉疑惑への捜査を巡り、司法省のホロウィッツ監察官がFBIの捜査に政治的偏向はなかったものの、手続きに17件の瑕疵(かし)が判明したと報告したことを受け、トランプ大統領は10日、レイFBI長官の対応を批判した。

レイ長官は9日、ABCニューズとのインタビューで、FBIが不当にトランプ陣営を狙い撃ちしたとは考えていないと発言した。

トランプ氏はツイッターの投稿で「レイ長官がどの報告書に目を通したのか知る由もないが、私のところに回ってきたものでないことは確かだ」と指摘。「こういう態度では、この腐りきったFBIの立て直しなど到底できないだろう」と述べた。

FBIやホワイトハウスからのコメントは得られていない。

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