米CIA元分析官、中国諜報活動の新書で「変節者と妊娠中の妻を公開処刑」
米中央情報局(CIA)の元アナリスト、ピーター・マティス(Peter Mattis)氏と、米シンクタンクのジェームズタウン財団に在籍する学者のマシュー・ブラジル(Matthew Brazil)氏はこのほど、共著『中国共産党スパイ:情報入門(Chinese Communist Espionage: An Intelligence Primer)』を発表した。
同書の前書きは、中国当局がCIAの情報提供者を処刑した場面を紹介した。
「2011年のある日の朝、北京市のある政府機関の職員らが集められて、1人の同僚とその妊娠している妻の公開処刑を見せられた。処刑されたのは米中央情報局(CIA)の協力者だ。2人は政府機関の建物の中庭で銃殺された。銃殺の映像は館内の有線テレビで放送された」
関連記事
欧州議会は6月16日、国境を越えた弾圧に対抗するための決議を採択。中共による海外での監視活動に焦点を当てている
英国で、国家安全保障法施行後、中共関連のスパイ活動で初の有罪判決。中共当局のために香港民主活動家らを監視したとして、男2人に禁錮刑が言い渡された
米国人記者トーマス・ポーケン被告が、中共の情報機関員の指示で情報提供や報告書作成を行い、報酬を受け取っていたことを認め、有罪答弁した。量刑は9月1日に言い渡される予定で、最長10年の禁錮刑などが科される可能性がある
ドイツ当局は、中共のために情報収集を行った疑いで中国系ドイツ人夫婦を逮捕した。大学や研究機関の先端技術、軍民両用技術の流出リスクに改めて注目が集まっている
米国がAI半導体「H200」の中国向け輸出を認めた後も、中共当局は国内企業に購入禁止を続けている。専門家は、中国側が規制の隙間を突き、先端半導体や海外の計算資源を迂回利用していると指摘。ファーウェイのチップについても、宣伝色が強いとの見方が出ている