九評編集部 新刊:悪魔が世界を統治している
はじめに
東欧の共産主義陣営はすでに崩壊した。しかし、共産主義の邪霊が消滅したわけではない。実際、この悪魔はすでに世界を統治している。人類は決して楽観視することが許されない。
共産主義は決して一種の思想や学説などではなく、人類が解決策を求めたときに失敗した試みでもない。それは悪魔であり、またの名を共産邪霊といい、「恨み」と宇宙の低い次元に存在する様々な腐敗した物質によって構成されている。
それは元々一匹の蛇であり、表面の空間における表れは一匹の赤い龍である。それは正しい神を敵視するサタンと協力するだけにとどまらず、低い次元の霊体や魔を利用して人間世界を乱してきた。この邪霊の最終目的は人類の破滅である。神が衆生を救うためにこの世にやってきた最後の時期に、神に対する信仰心を失わせ、神と伝統に背反するまで道徳を堕落させ、神の教えと導きを理解できないようにすることで、人類が最終的に淘汰されるように仕向けることだ。
関連記事
長い歴史の中で、人類は壮麗かつ輝かしい文明を築いたが、一方で幾多の悲劇と災難をも経験した。歴史を振り返ると、道徳は公正な政治、経済力、成熟した文化、国家の繁栄をもたらすことが分かる。一方、道徳が退廃すれば国家は衰退し、文明は壊滅する。
ソビエトと東欧を支配していた共産主義政権の崩壊は、半世紀にわたって続いた東西冷戦の終わりを告げた。多くの人々は共産主義をすでに消失したものとみなし、過去の遺物になったと楽観的だった。しかし、実際には、共産主義のイデオロギーは変質した形で世界中に浸透し、着実に根を下ろしていた。
人類を壊滅する邪悪は何世紀にもわたって、系統的で緻密な陰謀を仕掛けてきた。その企みは社会現象から大衆運動、政府の上層部にまで至り、歴史をまたにかけ、世界中で人類を誘導し、根絶するために、絶え間なく実行されてきたのである。
すべてのドラマには終わりがある。悪魔は人類を壊滅させるべく按排したが、全能の創造主は、彼の方法で世界を覚醒させ、悪魔の束縛から解き放ち、人間を救い済度しようとした。今は、創造主が到来する前の末劫の時期である。現在、繰り広げられているのは、最終的な善と悪の戦いである。