新NAFTA実施法案、米上院委員会が可決 本会議採決へ前進

[ワシントン 7日 ロイター] – 米上院財政委員会は7日、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新たな貿易協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の実施法案を圧倒的多数の賛成で可決した。近く行われる見通しの上院本会議での採決に向け、一歩前進した。

財政委での採決結果は賛成25、反対3で、超党派の支持が示された。

上院共和党トップのマコネル院内総務は、USMCA法案の審議がトランプ大統領の弾劾裁判後になるとの見通しを示しており、本会議での採決日程は依然として不透明だ。

与野党は弾劾裁判の条件で対立。下院民主党は昨年12月に承認した弾劾条項をまだ上院に送っておらず、トランプ氏の弾劾裁判も宙に浮いた状態となっている。

上院財政委のチャック・グラスリー委員長はこれより前、CNBCテレビに対し、USMCA法案は「今後数日中あるいは先になったとしても今月末には上院で可決」されるとの見通しを示した。

委員会の採決後には、本会議での採決日程はマコネル氏次第とした上で、USMCAよりも弾劾条項が優先されると指摘した。ただ、他に優先される法案がほとんどないことから採決は早期に行われる可能性があるとした。

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