バグダッドでロケット弾、グリーンゾーンに2発 犠牲者なし

[バグダッド 8日 ロイター] – イラクの首都バグダッド中心部の旧米軍管理区域(グリーンゾーン)に8日、2発のロケット弾が撃ち込まれた。グリーンゾーンには政府機関の建物や大使館などがあるが、イラク軍によると、死傷者は報告されていない。

現在のところ犯行声明は出ていない。

警察関係者はロイターに対し、少なくとも1発のロケット弾が米国大使館から100メートルのところに着弾したと語った。

イラク軍は「カチューシャ・ロケット弾2発がグリーンゾーンに着弾したが、犠牲者は出ていない。詳細は追って発表する」としている。

米軍によるイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官殺害に対する報復として、イランは8日、米軍のイラク駐留基地2カ所をミサイルで攻撃した。米国とイランの対立が中東で本格的な軍事衝突を招くことが懸念されている。

 

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

関連記事
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元最高経営責任者(CEO)の趙長鹏被告(47)に対し、米検察当局は23日、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁錮3年の実刑判決を求刑した。赵被告は昨年11月、反マネロン法違反の罪状を認めており、30日にワシントン州シアトルの連邦地裁で量刑が言い渡される。
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。
中国共産党の国家安全部が主導する研究機関は、AI技術とビッグデータを利用してカナダの華人議員の個人情報を密かに収集している。