オーストラリア森林火災、気象局が降雨を予想

[メルボルン 15日 ロイター] – オーストラリア気象局は、大規模な森林火災に見舞われている同国東部の多くの地域で今後、降雨が予想されると発表した。

延焼の抑制や鎮火につながる可能性もあるが、大雨になれば地滑りや水質汚染につながるリスクがあるという。

気象学者のサラ・スカリー氏は、気象局のサイトで「大雨や突風を伴う雷雨が鉄砲水が引き起こす恐れがある。特にニューサウスウェールズ州とビクトリア州の被災地域は地滑りのリスクがある」と警告。

ニューサウスウェールズ州政府も、豪雨により貯水池にごみが流れ込み、水質が悪化する可能性があるとの懸念を示した。

同国では昨年9月以降、森林火災が続いており、これまでに28人が死亡、2500戸以上の住宅が焼失している。

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