ニュージーランド、武漢からの自国民退避でチャーター便派遣へ

[ウェリントン 30日 ロイター] – ニュージーランド政府は、中国での新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、湖北省武漢市から退避する自国民向けにチャーター機を派遣することを明らかにした。

ピーターズ外務相が声明を発表した。派遣するのは約300人乗りの機体で、緊急帰国の必要がある太平洋諸島やオーストラリアの国民にも座席を提供する。

また、退避に伴ってウイルスがニュージーランド国内に持ち込まれることがないよう、保健当局と連携して慎重に対応する方針。

具体的には、乗客に対しチャーター機への搭乗前の検査や飛行中の感染対策を行うほか、到着後も最長2週間の隔離措置をとることなどを検討している。

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