「高リスク」業者は5G網から排除を、米国務長官がEUに要求
[ワシントン 30日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は30日、欧州連合(EU)に対し、第5世代移動通信システム(5G)から「高リスク」供給業者を完全に排除するよう求めた。EUは29日、5G通信網整備への中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の参入について各国に判断を委ねる指針を示し、英国の決定と同様、米国が求める完全排除を見送った。
トランプ米政権は安全保障上の懸念から、ファーウェイを5G通信網構築から排除するよう同盟国に求めてきた。
EUの新たな指針によると、加盟国はファーウェイなど5G事業者を中核設備の参入で制限または排除できる。指針は、加盟国のサイバーセキュリティーリスクに国家およびEUレベルで対応するよう促す内容となっている。
関連記事
イタリア当局は、人道支援の名目で集めた寄付金の7割以上をテロ組織ハマスへ流用したとして、慈善団体関係者ら9人を逮捕。メローニ首相はテロ資金源の解体を高く評価した
大谷翔平がタイム誌の表紙を飾った。タイム誌は、大谷を「2025年を象徴する二刀流レジェンド」と位置づけ、表紙に起用した。これは、単なる一流アスリートではなく「時代の顔」として選ばれたことを意味する
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
トランプ米大統領は12月25日、ナイジェリア北西部で活動する過激派組織「イスラム国(ISIS)」を標的とした「強力かつ致命的な攻撃」を実施したと発表。米国防総省の報道官は本紙に対し、今回の攻撃についてナイジェリア政府の承認を得て実施されたものだと語った。