シンガポール航空ショー、新型肺炎でボンバルディアなど出展見合わせ続出

[シドニー/モントリオール 3日 ロイター] – 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が続く中で、11日から始まるシンガポール航空ショーへの出展を見合わせる航空機メーカーが相次いでいる。これまでにカナダのボンバルディア<BBDb.TO>、米テキストロン<TXT.N>、米ゼネラル・ダイナミクス<GD.N>傘下のガルフストリームなどが不参加を表明した。

シンガポール航空ショーは隔年開催で、メーカーにとって商用機を直接受注する場ではないが、顧客開拓の機会となっている。2018年の前回は、147カ国から5万4000人の関係者が来場し、出展企業は1062社に上っていた。

今年は、新型肺炎の影響でシンガポール政府が全ての中国人と、最近中国渡航歴のある外国人の入国を禁止しており、状況は厳しい。

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