ラーブ英外相、豪や日本など訪問へ 自由貿易協定の締結に向け

[ロンドン 4日 ロイター] – ラーブ英外相は、自由貿易協定の締結に向けて、オーストラリアと日本、シンガポール、マレーシアを訪問する。

英外務省によると、ラーブ外相は6─7日にオーストラリアの外相や財界関係者と会談。8日に日本を訪問し、その後、シンガポール、マレーシアを訪れる予定という。

英国は1月31日に欧州連合(EU)から正式に離脱。今後、EUと将来の関係について協議を行うほか、米国や日本など主要な貿易相手国と自由貿易協定の締結を目指す。

ラーブ外相は「グローバルな英国が始動する」と強調。「アジア太平洋地域には多くの機会がある。英国はすばらしい投資先だということを伝えたい」と語った。

関連記事
現在、法廷はトランプ前大統領に対し、4月15日にニューヨークで始まった刑事裁判について沈黙しろと命じた。これに対して一部の弁護士は、この命令が違憲であり、言論の自由の侵害であるとしている。
5月6日、フランスのマクロン大統領と欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長はパリで中国共産党党首の習近平と会談し、貿易不均衡とウクライナ戦争に関する懸念を強く伝えた。
習近平のヨーロッパ訪問中、英国防省が中国共産党のハッカー集団によるサイバー攻撃を受けた。
5月3日、「世界報道自由デー」に合わせて、国境なき記者団が報告書を公開した。この報告書では、中国が世界で最も多くの記者を刑務所に送っている国であることが明らかにされている。
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。