北朝鮮、隔離期間30日に延長 新型コロナウイルス予防対策強化

[ソウル 13日 ロイター] – 北朝鮮では新型コロナウイルスの感染例は公式に確認されていないが、当局は隔離期間の延長や国内各地への朝鮮赤十字会の職員派遣など感染予防対策を強化している。

朝鮮中央通信(KCNA)は12日、国内での隔離期間が30日間に延長され、すべての政府機関や北朝鮮に在住する外国人は「無条件に」従わなければならないと伝えた。さらに「感染の拡大は、国際的な緊急事態になる可能性のある深刻な問題だ」と警告した。

北朝鮮はすでに同国と近隣諸国を結ぶ航空機の定期運航や国際列車の運行を全面的に停止し、最近渡航してきた外国人には数週間にわたる隔離を義務付け、海外からの観光客受け入れも中止している。中国やロシアとの国境はほぼ完全に封鎖されている。[nL4N2A426A]

韓国の一部メディアは、北朝鮮で複数の感染例があり、死者が出ている可能性もあると伝えているが、平壌に拠点を置く世界保健機関(WHO)の当局者らは米ラジオ局に対し、感染が確認されたとは聞いていないと話した。

KCNAによると、朝鮮赤十字会が国内各地域で新型肺炎に関する情報提供活動を行ったり、症状の出ている人がいないか監視したりしているという。

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