サンフランシスコ市が新型ウイルスで非常事態宣言、感染例はなし

[25日 ロイター] – 米カリフォルニア州のサンフランシスコ市が25日、新型コロナウイルスの感染拡大に備え、非常事態を宣言した。市によると、市内で感染者はまだ確認されていないものの、新型ウイルスに対する準備強化と市内での流行リスクへの意識を高めることが狙いという。

米疾病対策センター(CDC)は25日、新型ウイルスの感染が中国外に広がっていることを踏まえ、米国内での感染拡大に備えるよう警戒を促した。

米国ではこれまでに14人の感染が確認されている。これとは別に、中国・武漢市から帰国した人やクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の退避者で感染が確認されたのは39人に上っている。

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