米、新型ウイルス感染59人に 伊・イラン渡航の警戒引き上げ

[ワシントン 26日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)は26日、米国内の新型コロナウイルスの感染者が6人増え、累計で59人になったと発表した。新たな患者はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」からの退避者だという。

ダイヤモンド・プリンセスや中国武漢からの退避者・帰国者で感染が確認されたのは45人、国内での感染が14人だという。

米疾病対策センター(CDC)は25日、新型コロナウイルスの感染が中国外に広がっていることを踏まえ、米国内での感染拡大に備えるよう警戒を促した。

一方、米国務省は26日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、イラン、イタリア、モンゴルについて渡航警戒レベルを引き上げた。

イタリアについては渡航時の注意を強めるよう呼び掛け、イラン国内の米国民にも注意を求めた。イランについては誘拐や拉致のリスクがあるとして、既に渡航回避の対象としている。

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