マレーシア、新首相にムヒディン氏 国王が任命

[クアラルンプール 1日 ロイター] – マレーシアで1日、元副首相のムヒディン・ヤシン氏(72)がアブドラ国王を前に首相就任の宣誓式を行い、首相に就任した。マハティール・モハマド前首相(94)の後任となる。

ムヒディン氏は、野党である統一マレー国民組織(UMNO)の支持を得て国王から首相に任命された。

マレーシアでは1週間前に、権力の強化を目指したとみられるマハティール氏が首相を辞任。同氏はその後、自身が議会下院議員222人のうち114人の支持を得ているとし、ムヒディン氏への支持を巡り議会で採決を行う方針を示していた。一方で、アンワル元副首相(72)も首相の座を目指した。

マハティール氏とアンワル氏は29日、互いに再び結束し、過半数の支持を得ていると表明したが、国王はムヒディン氏を首相に任命すると発表した。

ムヒディン氏は、与党連合の一角を占める、マハティール氏のマレーシア統一プリブミ党(PPBM)に属しているが、以前はUMNOに所属。UMNOは新首相への協力を表明している。UMNOは与党時代のナジブ首相の汚職疑惑で2年前に政権を追われていた。マハティール氏はUMNOが関与する新政府が汚職に取り組む姿勢に懐疑的な見方を示した。

関連記事
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]
自然死はまあ大丈夫だが、それよりも悪いのは、中国の実験室で漏れ出たコロナで何百万人もの死者を出したことだ。さらに悪いことに、その費用はすべて自由世界の税金で賄われている。中国が新たな感染症災害を招くと確信。 アメリカは、中国製の次の「殺人鬼」の誕生に資金を提供したり、協力したりすべきではない。
豪州戦略政策研究所の最新報告によると、中国共産党(中共)は、世界で人気のアプリを介して、外国人ユーザーのデータを収集し、世界の情報環境に変革をもたらし、海外での宣伝活動の影響力を増しているという。
中国共産党は世界的に流行しているアプリを通じて外国人ユーザーのデータを集め、世界の情報エコシステムを変革し、海 […]